車買取業界で働く現役中古車査定士の独り言

車を高く売る秘訣をお伝えします

簡単で効果的なタイヤメンテナンス方法

 

 

車のタイヤメンテナンスの重要性とは?

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普段何気なく走行しているタイヤですが、「もしパンクしたら?」と言うことを考えたことはあありませんか?

走行中にパンクしたら本当に大変です。
もし、高速道路を走行している時にパンクしたら?と考えると目も当てられない光景が待ち受けていることは間違いありません。
普段から車に乗るうえで、タイヤの管理は非常に重要です。

車のタイヤメンテナンスを実施して未来の危険を回避しましょう。

中古車査定士をしている査定マンは普段からパンクした車や、ぶつかって大破した車を査定する機会が多いのですが、事故の原因の1位はタイヤの空気圧不備やメンテンス不足が原因で起こっています。

この記事を見たあなたは自分を守るためにも、家族を守るためにも日頃からタイヤのメンテンスを心がけましょう。

 

タイヤの空気圧は一カ月でどれ位減る?

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 車を何もせずに放置していると、圧の漏洩による空気圧の減少が発生して、タイヤの空気圧は一カ月で、10~20kpa減少していきます。
タイヤの圧力は平均200kpaなので、1ヶ月放置しているだけで約1割も空気圧が減少する計算になります。

原因としては、ゴムの分子よりも、空気の分子の方が小さいので、空気がゴムの層から、じわじわと抜けていくためです。

1ヶ月放置した車に乗って雨が降った場合、高速道路などでハイドロプレーニング現象によりタイヤが滑り、ハンドルとブレーキが効かずに事故に合う可能性があがりますので、放置している車に乗るときは特に注意してください。

空気圧がないだけで、事故に合う可能性が上がることと、タイヤ自体の消耗が激しくなる。さらに、燃費が悪くなってしまいます。

ちなみに、車を査定するときにタイヤの溝が4mm以下だとマイナス評価になり、車の価値からタイヤ分買取金額を下げるのが一般的です。

新品のタイヤの溝は10mmなので、半分以下になったタイヤを履いているときに査定を依頼すると通常の買取金額よりも低い金額提示になるので、溝にも気を配ってみてください。

逆に5mm以上溝が残っているとプラス評価になるので、査定金額がUPします。

 

 誰でも簡単に出来るおすすめのタイヤ管理方法とは?

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 査定士の査定マンが実践しているタイヤの定期的な管理方法とは、毎回の給油の際に、セルフのガソリンスタンドではなく、フルサービス(スタッフ給油)のガソリンスタンドに行くことです。

セルフのガソリンスタンドに比べると、ガソリン代が多少高いですが、給油時に、「タイヤの空気圧を見てください」と言えば手間なく、時間もかからずチェックしてくれるのでメリットは大きいです。

ガソリンスタンドの店員さんが適正な空気圧に仕上げてくれるので、自分で何かをすることは少なくなります。

セルフのガソリンスタンドで自分でタイヤの空気圧を確認する方法もありますが、手は汚れるし、意外と手間なんですよね。

査定マンはめんどくさがりなので、フルサービスのガソリンスタンドで済ませるようにしています。

 

まとめ

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車のタイヤで大切なことは、

・車を放置しているとタイヤの空気圧は1割減る
・事故で一番多いのはタイヤの異常(定期点検不足)
・タイヤの溝が4mm以下だと買取査定の金額も下がる
・タイヤの溝が5mm異常だと買取金額がUPする
・給油の際にスタッフがいるガソリンスタンドで空気圧チェックを行うのがおすすめ

になります。

 

タイヤのメンテナンスを怠ったばかりに大切な人を守れない。なんていうのは悲しいですよね?

これを見てくれたあなたは、意識を変えてタイヤのメンテンスをしてくれると信じています。少しの意識で未来が変わるので是非これを機会にタイヤをチェックしてみましょう。