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車の安全運転に欠かせないエンジンブレーキ

【車の運転が上手な人は使っている!!】エンジンブレーキとは?

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エンジンブレーキとは、
エンジンブレーキ=エンジンを使って速度を落とすブレーキになります。

通常車のブレーキはアクセル横にある足元のブレーキを踏むことで速度が遅くなりますが、ブレーキを踏むことなくエンジンの力で速度を落とすその名の通り「エンジンブレーキ」です。

年間1,000台以上の車を査定している現役中古車査定士の査定マンが、エンジンブレーキについて解説します。

エンジンブレーキと聞いても教習所で習った事はあるけど、実際に使ったことがない人がほとんどだと思いますので、の記事を読んでワンランク上の運転技術をゲットしてみてはいかがでしょうか?

 

 

エンジンブレーキのメリットとデメリット

エンジンブレーキのメリットは、
「ブレーキが摩耗しない」という点が挙げられます。ブレーキと言うのは簡単に説明すると、高回転で回っているタイヤを無理やり挟み込んで、摩擦抵抗を利用してスピードを落としています。そのためタイヤを挟み込むためにブレーキパットという部品があるのですが、

高回転のタイヤを挟んでスピードを落とすので、少しずつ摩耗して小さくなっていきます。定期的に交換をしないとブレーキの効きが悪くなるので、非常に危険です。この重要なブレーキパットの摩耗を抑えてくれます。

 

エンジンブレーキのデメリットは、
「瞬間的に燃費が悪くなる」点です。エンジンブレーキは適正スピードで使用されるギヤから1段、2段と落として使用するので、エンジンの回転数が飛躍的に上昇します。そのため本来100KMのスピードが、6速で3,000回転の場合、4速で5,000回転まで無理やり落とします。

そのため通常よりも回転数が上がり、エンジンブレーキを使用している間のみ燃費が悪くなります。何分もエンジンブレーキを使うシーンはあまりないので、気にしなくてもいいかもしれません。 

  

エンジンブレーキを使う2つのタイミングとは?

エンジンブレーキの良い点と悪い点がわかったと思います。
ここからは、エンジンブレーキを使う2つのタイミングをお伝えします。

1つ目は、
「急な下り坂、長い下り坂」です。

理由としては長時間ブレーキを踏むとブレーキの劣化、摩耗を防ぐためです。
長時間ブレーキを踏んでいてギギッと音がしたことはありませんか?
あれはブレーキを使いすぎてブレーキが滑っている音になります。

エンジンブレーキを使うことで本来のブレーキのアシストをしてくれるので、普段よりも効きが良くなり、車に負担をかけないので、オススメです。

2つ目は、
「高速道路でのブレーキ」として使用する。

高速道路も長い下り坂同様に車が速いスピードで走っているので、ブレーキを踏むと負担がかかります。そしてスピードが速いためブレーキの効きが悪く滑ると非常に危険です。

基本的には高速道路でブレーキを踏む機会はあまりないかもしれませんが、高速道路の出口や、パーキングに入る際は一度エンジンブレーキを試してからブレーキを踏むことでブレーキパットの摩耗と危険から身を守ることができます。

 

 

エンジンブレーキの使い方

ミッションとオートマでエンジンブレーキの使い方に少し違いがあります。

【ミッションの場合】
通常車を発信する際は1速→2速→3速→4速→5速と順番にギアを上げて行くと思いますが、エンジンブレーキを使う場合は、「5速→4速→3速」のように通常とは反対のギア変速を行います。

車によっては上記のように順番にギアを落とさなくても「5速→3速」のように一つ飛ばしでギアを落としたほうがいい場合もあるので、あなたの車に合った方法を試してみてください。

 

【オートマの場合】
オートマはミッションと違い、普段のギアが何速に入っているか分かりません。
運転の際に「D」というモードになっていると思います。このモードは自動でギアを変更するという運転方法になっているので、エンジンブレーキを使う際は「D→2」OR「D→-」に変えるとンジンブレーキが掛かります。

ミッションと違い「D→1」にいきなり入れてしまうと衝撃が大きく危険なので注意してください。

 

 

【ワンランク上の技術】緊急時のエンジンブレーキ方法

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車の運転が上手な人が使っているエンジンブレーキのタイミングは、上記で説明した「長い下り坂」「高速道路」の2つですが、更にワンランク上の運転になれている方向けにエンジンブレーキの使い方を解説します。

これを覚えておくと、急ブレーキで間に合いそうにないギリギリの場面であなたと救う手助けになるはずです。

その方法は・・・。「エンジンブレーキとブレーキを同時に使う」方法です。これをするとブレーキでは間に合わない場合もエンジンブレーキの効果も合わせて効くので短時間で速度を落とすことが可能です。

査定マンも昔バイクを運転していて、何度も衝突しそうになったことがありましたが、エンジンブレーキとブレーキの組み合わせブレーキを使うことで事故にならずに済んだ場面が10回はありました。

せっかくこの記事を読んでくれたあなた!この技術を覚えて事故のないカーライフを送って下さい。

 

一番良いのは事故にならない車間距離とスピードで運転をすることですヨ!