車買取業界で働く現役中古車査定士の独り言

車を高く売る秘訣をお伝えします

車の値引き交渉の鉄則!査定士が教える3つの裏技

 

車を買う前に必ず覚えておきたい査定士が教える値引きの裏技3選

f:id:satei_MAN:20210218230530j:plain

新車や中古車を購入する前にこの記事を必ず読んで値引き交渉をしてみましょう!
少しでも車を安く購入して優雅なランチやディナーをいかがでしょうか?

結論からお伝えすると、
値引きの3つの裏技とは、「時期」「色」「下取り」この3つの交渉のことです。
なんのことかわからないと思いますが、今から詳しく説明をしていきます。

年間1,000台以上の車を査定している中古車査定士の査定マンがお伝えしますので、
信用してもらっても大丈夫だと思います。

私自身職業柄、車の乗り換えの相談にのる事が多くありますが、ほとんどの方がディーラーの言いなりになってしまい、上手な値引き交渉ができていません。

もしくは、横柄態度を取りディーラーから値引きをする対象として相手にしてもらえないかのどちらかです。

正しく知識を付けて良い条件で車の購入のお役にたてると嬉しいです。 

 

 時期による値引き

f:id:satei_MAN:20210218230528j:plain

値引きを大きくしてもらえる可能性のある時期は会社(販売店)の決算月です。
決算月というのは1年間を締める月で、ディーラーでは3月がそれに当たります。

基本的に大手ディーラーは3月ですが、中古車ディーラーなどは12月や8月を決算月としているところもあるので、年のため注意してみてください。

決算月かどうかの見極め方ですが、簡単です。
決算セールという旗を店舗に掲げるところがほとんどなので、決算セールという旗が立っているディーラーや販売店で購入の相談をしてみましょう。

ディーラーも決算月で売れなかった車はオークションや代理店に売却するので、
是が非でも3月中に販売したいと思っていますのでチャンスです。

通常5万円しか値引きができない車であっても、10万円もしくは20万円の値引きの可能性もあります。

車の購入は時期を考えてから検討しましょう!!

 

色による値引き

f:id:satei_MAN:20210218230532j:plain

色による値引きも聞いたことがないと思いますが、実はあります。
1番人気の色は何色だと思いますか?

そうよく見かける色です!「黒」・「白」です。
正確には、「黒」・「パールホワイト」になります。

「白」と「パールホワイト」の違いですが、パールホワイトは光沢のある白です。場合によってはラメが入って光に照らされるとキラキラと光るものもあります。

白は光沢がなく、軽バンやトラックなどの色になります。紛らわしいですが、大事な点なので注意してください。

色値引きですが、基本的には「パールホワイト」・「黒」以外にするので金額を安くしてもらう方法です。

店の在庫で恐らく売れ残った色の車がありますので、「在庫にある色の車で良いので値引きは可能ですか?」と聞いてみましょう。

もちろんこだわりのある方であれば、色値引きはしたくないと思いますが、こだわりがなく、金額を安く抑えたい場合は行ってみても良いと思います。

色値引きで減額できるのは5万円~10万円が一般的です。

ただし注意点があります。
購入した車を売却しようとすると、「パール」「黒」以外の色は10万円は安くなります

理由は簡単で「パール」「黒」が一番人気の色で再販がしやすいためです。

基本的には売価する場合に査定金額は落ちますが、タント、N-BOX、ヴィッツ、ハスラーなど、女性向けで可愛い車であれば色による金額の下落はないので、安心してください。

 

下取りによる値引き

f:id:satei_MAN:20210218230534j:plain

新車ディーラーや中古車販売店は今乗っている車を下取りをして新車の頭金に回す提案をしてきます。

下取りもしてくれて、頭金に回してくれるなんて手間がかからなくてラッキー!と思ったあなたは要注意です。

これには大きな大きな罠が1つだけあります。

下取りをして貰う場合、下取り額と値引き額を一緒にして提示をしてきます。

場合によっては分けて提示をしてきますが、本当の値引き額がいくらで、下取り額がいくらなのかゴチャゴチャにされてしまいます。

そのため、不利な条件で下取りや値引き額を提示されているのに誰も気が付きません。

少しわかりにくいと思うので、金額を出して簡単に説明します。
・ディーラーが本来値引きできる金額10万円
・下取り車両の本来の金額が5万円
としましょう。

10万円+5万円で15万円の値引きだと本来一番いいのですが、
ディーラーも利益を残そうとするため、下取りと値引きの合計で12万円という提案や、他社に買取をされたくないので、車の下取り金額を8万円と値引き4万円の提示にしてしまうこともあります。

なので、本当に値引きがいくらで下取りがいくらかというのは闇の中に葬られてしまいます

では、どうすれば良いのか?
簡単です。下取りは他の業者に頼むので不要です。と言ってディーラーでの下取りを今すぐ、やめましょう!

販売店の中には下取りをするから値引きもできます。だからウチでやってもらわないと困る。という意味のわからない事をいう営業がいるようですが、正直何を言っているのか理解ができません。もしもそんな事を言う営業がいたら、その業者から車を買うのはやめたほうが良いです!

少し話が脱線しましたが流れはこのようになります。

①下取りは他の業者に頼むので不要です。と言ったあとに見積もりを出してもらう

②どこでも良いので車買取店に査定を依頼

③ディーラーにやっぱり下取り査定をしてほしい。と依頼をする

この③ステップをすることで、正確な値引き金額と下取り金額が分かるはずです。少し手間に感じるかもしれませんが、これだけで確実に5万円以上、車によっては50万円以上金額が変わるので、必ず実施するようにしてください。

ボロボロの車の下取りの場合は手間がかかるのでディーラーに頼んでも問題有りません。  

 

 

まとめ

f:id:satei_MAN:20210218230527j:plain

・車を購入する時期はディーラーや販売店の決算月を狙う

・色にこだわりがなければ、店舗の在庫にある色を選ぶのもGOOD

・下取りはディーラーの言いなりにならず、自分で行動する

以上です。

簡単に説明したつもりですが、わかりましたか?
これを本当に実践するだけで10万円~50万円は変わってくるので必ず実施してください。

査定マンは車を乗り変える前に自分の車を査定して金額を調べたあとに買い替えたのですが、値引き金額が30万円も増えました。

車は乗るだけのモノというイメージがあるかもしれませんが、家と同じく財産になるのでディーラーの言いなりではなく、少しあなた自身でも行動して大きな値引きを掴みとりましょう!!